Backbone.js 0.9.10 の変更点
Backbone.jsの0.9.10がリリースされました。
変更点は次のような感じです。
route
イベントはこれまではBackbone.historyで発火してたんですが、routerでも発火されるようになりました。- バリデーションが走るのが
save
メソッドのみになりました。set
メソッドやnewしたときには走りません。save
以外でもバリデーションを実行するにはオプションに{validate:true}
を指定します。 - バリデーションが失敗したときのイベントが
error
からinvalid
になりました。(本家のChange Logには未掲載) View#make
が削除されました。代わりに$
を直接使ってDOM要素を初期化しましょう。Model#change
メソッドが削除されました。 Passing {silent:true} on change will no longer delay individual "change:attr" events, instead they are silenced entirely.- これまでは
{silent:true}
を指定してsetした属性はchange
メソッドを呼ぶことでchange:xxx
イベントが発火していましたが、その機能はなくなりました。{silent:true}
は単純にイベントが呼ばれないだけです。 - その他バグFixいくつか。
バリデーションの挙動はここ最近でよく変わってるので注意が必要そうです。
ちなみにドキュメントの冒頭に以下のようにあります。
Backbone 0.9.10 should be considered as a release candidate for an upcoming 1.0.
0.9.10は1.0のRC版(リリース候補)ってことみたいですね。1.0が出るのは近そうだけどまだけっこう変わる可能性はありそうです。
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