wedataでMicroformatsのデータを共有する
セマンティックウェブ勉強会というのに参加して、その場でジャストアイデアで思いついたものを実装してみました。
OperatorというFirefoxのMicroformatsのデータを表示できるAddonがあります。例えば、これをインストールしてatndをみてみると、イベントというアイコンが押せるようになって、Googleカレンダーと連携できたりするわけですが、こればatnd側がMicroformatsに対応してるからです。
Microformatsはclassを指定するだけなので、AutoPagerizeみたいにこれをwedataでサイトとMicroformatsをひもづけるデータを共有しておいてそれをGreasemonkeyから使えばいいんじゃないかと思ったわけです。
で、作ったのでこれ。
アイテム: test - データベース: mf-test - wedata
これでこういうHTMLがあったときにatndのようにイベントの情報が表示されます。
<!DOCTYPE HTML>
<html lang="ja">
<head>
<title>test</title>
<meta charset="UTF-8">
</head>
<body>
<div id="event">
<h1>Sugamo.css</h1>
<dl>
<dt>日時 / DATE :</dt>
<dd>2010/04/10 14:00</dd>
<dt>会場 / PLACE:</dt>
<dd>ルノアール 新宿区役所横店(4号室) (東京都新宿区歌舞伎町1-3-5)</dd>
</dl>
</div>
</body>
</html>
ただしスピード優先で実装したのでevalしまくっていてセキュリティ的にあれだし、後からクラス追加するとOperatorが監視してくれていないっぽく、適当なところで右クリックしたりすると認識してくれたりしました(たぶん右クリックとかに監視のトリガーがあるのかな)。もしくはOperatorの設定で「あらゆるページの変更を監視する(性能に影響します)」ってのにチェックしていればロード時に認識してくるみたいです。
という感じで、まだ実用的じゃないですけど、wedataとかを有効に使えばサイト側が実装しなくてもMicroformatsとかも便利に使えるかなーなどと思いました。
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